浮気の証拠を手に入れた後にすること|慰謝料・誓約書・離婚の進め方を解説
最終更新日: 2026年6月1日
証拠を手に入れたら、次は使い方が全て。不貞行為の証拠(写真・ラインなど)があれば、夫と浮気相手の両方に慰謝料を請求できる。相場は50〜300万円。
この記事は、「浮気の証拠を手に入れた」「さて、次に何をすればいいか」という方向けです。
まだ証拠が集まっていない方は、先にこちらをご覧ください。
→ 浮気の証拠の集め方完全ガイド|証拠の種類・探偵費用まで解説

しんじていた夫の行動があやしい。
ぜったいに浮気している。
こんなモヤモヤした気持ちをかかえながら過ごしたこの数カ月…。
やっとのおもいで夫がおんなとホテルに入るところをみつけ、証拠をつかむことができた!
これで夫をおもいっきり問い詰めることができる!
そしてなにより許せないのが浮気相手のおんな。。。
この証拠をつかってふたりから慰謝料をもぎとってやる!
このように仕返しをしたいとかんがえている方も意外と多いのではないでしょうか?
今は夫の7割が浮気をしている時代といわれています。
とはいえ、一度はしんじた人の裏切りは許せるものではありません。
離婚や浮気相手に慰謝料を請求することは、めんどうでむずかしいと我慢してしまう人が多くいます。
でも実は難しいことではありません。
浮気の証拠があり、重要なポイントさえおさえていれば、意外と簡単に離婚も慰謝料の請求もできます。
ここでは浮気をしていた夫との離婚の進め方と、あなたが1番憎しみをもっているであろう浮気相手に慰謝料を請求するための手順について解説しています。
こちらを参考にし、あなたが求めている結果を掴んでください。
📌 まだ証拠が集まっていない方・証拠の集め方を知りたい方へ
証拠の種類・集め方・探偵依頼の判断基準については
→ 浮気の証拠を掴んでから問い詰める理由と集め方(完全解説)
このページの目次
浮気の証拠を見つけたけどこれだけで大丈夫?
まず確認しておきたいのは、手元の証拠が法的に有効かどうかです。
証拠として何が認められるかの詳細(レシート・LINEメール・ラブホテルの記録など)については、証拠収集の記事でまとめています。
ここでは「証拠を手に入れた」前提で、その証拠が離婚・慰謝料請求に使えるレベルかどうかを確認する方法を解説します。
証拠の法的有効性チェックポイント
① 不貞行為の事実を直接示しているか
単に「怪しい」だけでは不十分です。「肉体関係があった」ことを示す証拠(ラブホテルへの同行・宿泊の記録、性的な内容のLINE等)が必要とされています。
② 証拠の取得方法が適法か
自分が会話に参加した場での録音・自宅の監視カメラ映像は適法とされています。一方、GPSを相手の車に無断設置する行為は状況によって違法となる可能性があります。
③ 証拠の量と継続性
1回分の証拠より、複数日・複数種類の証拠が揃っている方が有効性が高まります。確信が持てない場合は、弁護士に証拠を持参して「使えるかどうか」を確認することをおすすめします。
今回はゆるすけど次はぜったいゆるさない!書面を残すかしこい方法
前述したように、浮気発覚後、『どうするか決まっていない場合』『夫をゆるし、やり直す場合』には誓約書はとても有利にはたらきます。
現在の浮気・不倫関係を解消させ、夫に浮気をくり返させないためにも、誓約書にまとめて“いつでも使える証拠”にしておくことが重要なのです。
では、夫と浮気相手にそれぞれどのような誓約書をかかせるのがよいのでしょうか。
かき方の注意点を詳しくご紹介していきます。
夫に誓約書をかいてもらう
「何をかいたらいいのかわからない」という方のために、かくべき内容と例文を順にご紹介します。
●誓約書を作成することになった事実関係
例)「私〇〇〇〇(夫)は、20××年〇月から20××年〇月までの間、××××(浮気相手)との間において、複数回の不貞行為があった事実を認めます。」
●慰謝料に関して
例)「本誓約書における誓約にもかかわらず、再び不貞行為を働いた場合には、慰謝料として〇〇円をお支払いいたします。」
●誓約条項
例)「私〇〇〇〇(夫)と××××(浮気相手)の交際関係は20××年〇月に終了し、今後、××××(浮気相手)を含むいかなる第三者との間でも、不貞行為を行わないことを約束します。」
この他、浮気相手とのメールや電話・SNSでのやり取りなど禁止したい事項や、他に約束させたい事項があれば追記しましょう。
●離婚に関して
例)「今後、不貞行為が発覚した場合には、無条件で離婚に応じることを承諾致します。」
離婚に関しては、一般的に法的な効力は持たないものの、心理的な効果があります。
夫が離婚をしたがっていない場合には、この項目を入れた方がいいでしょう。
浮気相手に誓約書をかかせる
浮気相手にかかせる誓約書も、前述の「夫にかかせる誓約書」と同じような内容・かき方にします。
●誓約書を作成することになった事実関係
例)「私××××(浮気相手)は、20××年〇月から20××年〇月までの間、〇〇〇〇(夫)との間において、複数回の不貞行為があった事実を認めます。」
●慰謝料に関して
例)「本誓約書における誓約にもかかわらず、再び不貞行為を働いた場合には、慰謝料として〇〇円をお支払いいたします。」
●誓約条項
例)「私××××(浮気相手)と〇〇〇〇(夫の交際関係は20××年〇月に終了し、今後、メールや電話を含め一切接触しないことを約束します。」
このほかにも、禁止したい事項や、他に約束させたい事項があれば追記しましょう。
口では謝罪し、反省の態度を見せていたとしても、恋愛感情にあらがえず、再び浮気関係に戻ってしまうケースは少なくありません。
誓約書をかかせることにより、ことの重大さを分からせ、二度と同じ過ちをくり返させないことが大切です。
万が一誓約書に違反した場合には、高額な慰謝料を請求できる内容にしておくといいでしょう。
誓約書のかき方で注意すべき点
せっかくかかせた誓約書が無意味なものにならないためにも、注意すべき点を以下ご紹介します。
●適切な署名・押印を行う
文書は手描きでもパソコンでも有効ですが、署名欄には、必ず自筆でのサインと押印をしてもらいましょう。
実印が好ましいですが、三文判でも可能です。(シャチハタは不可)
同じ内容の書類を、合意した当事者の人数分用意し、そのすべてに全員が署名・押印をします。
●不貞行為があった事実を記載する
「不貞行為があったうえで、その不貞行為を二度とさせないための誓約書」という意味を持たせるためにも、不貞行為があった事実を明記しておくことが大切です。
●違反した場合の金銭支払義務を定める
高額な金額を設定することにより、浮気の再発防止にもつながります。
●公正証書を利用する
公正証書とは、公証役場で、公証人が合意内容を聞き取ったうえで作成する書面のことです。
証拠として強力な意味を持たせるためにも、公正証書化することをおすすめします。
その他、禁止事項や離婚の条件など、ケースによって変わってきますが、いずれにしても内容を具体的に明記することが大切です。
公正証書は、大事な契約を結ぶときなどに、誰でも利用することができます。
参考 :法務省「公証制度について」
日本公証人連合会「全国の公証役場一覧」
浮気相手に慰謝料を!専門家に依頼したほうが金額は高くなる?
夫婦の関係性をおびやかしたうえに、こんなにも精神的苦痛を与えた、夫より憎い浮気相手。
その浮気相手に制裁を与えるためにも、「なるべく高額な慰謝料を請求したい!」とおもう方も多いでしょう。
浮気相手に慰謝料を請求する際、気になる慰謝料の相場や、専門家に依頼するメリット&デメリットなどについてご紹介します。
相手が交渉に応じない場合の慰謝料請求方法
まずは浮気相手に逃げられないためにも、身元を特定することが何よりも重要です。
住所が特定できたら、内容証明郵便にて、
●慰謝料の金額と支払期限
●要求を無視した場合、法的措置を行う意思があること
を添えて送りましょう。
相手が交渉に応じない、もしくは支払いを拒否した場合には、調停や訴訟など法的な手続きを行うのが一番です。
決定的な証拠を持っていれば、もしも裁判になったとしても有利です。
また、相手が慰謝料の減額を申しでてきたときのことをかんがえて、はじめから100万円ほど上乗せし、金額を請求すれば、希望する慰謝料の金額に近づけます。
内容証明郵便の出し方については下記の日本郵便を参考にしてください。
参考 :日本郵便株式会社「内容証明」
浮気の慰謝料ってだいたいどのくらいもらえるの?
浮気・不倫の慰謝料は、状況によって大きく異なります。一般的な相場の目安は以下の通りとされています。
| 状況 | 慰謝料の目安 |
|---|---|
| 離婚せず、夫婦関係を継続する場合 | 50万〜100万円程度 |
| 浮気が原因で離婚に至った場合 | 100万〜300万円程度 |
金額が変動する主な要因:
- 不貞行為の期間・頻度: 長期間・繰り返しであるほど高くなる傾向
- 子どもの有無: 子どもがいる場合は高くなることが多い
- 精神的被害の程度: うつ病・不眠症などの診断書があれば増額要因に
- 証拠の強さ: 証拠が多いほど交渉・裁判で有利
弁護士に依頼することで、証拠の活用方法と慰謝料の増額交渉を同時に進めることができる場合があります。
慰謝料請求を専門家に依頼するメリットとデメリット
慰謝料を請求する際、専門家に相談するかどうかで悩む人も多いのではないでしょうか。
気になるそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
専門家に依頼するメリット
- 法的に有効な証拠を揃えて請求できるから慰謝料がふえやすい
- 夫や浮気相手と直接交渉することが難しい場合に代理で交渉してもらえる
- 全面的なバックアップを受けられる
など
専門家に依頼するデメリット
- 依頼の費用がかかる
- 打合せなど、手間や時間がかかる
など
専門家に依頼するにあたって、一番のメリットは、自分ではわからなかった“法に関するアドバイス”をもらえることでしょう。
反対にデメリットは、依頼の費用がかかることだと言えます。
ただ、専門家に頼んだことにより、もらえる慰謝料が大幅にふえたというケースもあるので、自分にあったやり方を見極めることが大切です。
いくらかかるのか?これからどのように進めていくのか不安なかたは離婚相談サポートに相談することをオススメします。
離婚相談サポートの相談は無料なので気軽に相談する事ができますよ。
📋 この記事の参考情報・一次ソース
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【法改正対応について】
本記事は2026年5月現在の法律に基づいています。
共同親権制度(2026年4月施行)等の重要改正については、
最新の法律情報をご確認ください。
この記事を書いた人
narita
【基本情報】 narita(なりた)|38歳・男性・千葉県在住 離婚経験: 2020年 協議離婚|婚姻期間: 4年|子どもの有無: なし 主な離婚理由: 自身の不貞行為(有責配偶者) 【プロフィール】 2020年、自分の浮気が妻にバレてスピード離婚した。有責配偶者だったため、慰謝料を払う立場は明白だった。妻側の弁護士から「200万円」を提示されたとき、「これが相場なのか」と思い込み、そのまま応じた。 後から調べると、婚姻期間4年・子どもなし・立証された不貞行為1回の場合、50〜100万円程度が相場だと知った。3ヶ月間の交渉と100万円超が、まともな知識があれば防げた損失だった。 「有責配偶者でも知識があれば守れるものがある」。それを伝えたくて、浮気・慰謝料の記事を書き続けている。 【担当ジャンル】 浮気・不貞行為の慰謝料(支払う側・請求される側の両視点)/離婚回避・夫婦関係修復/有責配偶者の離婚条件・交渉術 この著者が担当する理由: 有責配偶者として慰謝料交渉を経験したことで、「相手の弁護士がどう動くか」「どこで折り合いがつくか」を実感として持っている。「自分が悪い側」の視点から書けるライターは少なく、差別化できるポイント。 【情報収集・執筆プロセス】 1. 裁判所公開の離婚調停・慰謝料に関する司法統計を確認 2. 不貞慰謝料の判例(最高裁・東京地裁等)を法律データベースで確認 3. 「相場」として記載する金額は、複数判例から導いた中央値を使用 4. 法改正(特に2026年4月民法改正)の影響を確認済み 慰謝料は「ケースによって数十万円の差が出る」ため、記事内に必ず「あくまで目安」と注記し、弁護士相談を促す文を配置。


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