糖尿病の夫を介護する日々に疲れた!病気を理由に離婚をするためにとるべき手段や責任転嫁された時の対処法

最終更新日: 2026年6月1日

【この記事の結論】
糖尿病は法定離婚事由ではない。ただし自己管理放棄で婚姻生活が破綻しているなら「婚姻を継続し難い重大な事由」(民法770条1項5号)として離婚が認められる余地がある。

夫との深刻な問題に悩む女性のイメージ

昔はスマートでかっこよかった夫。

ある日から暴飲暴食を繰り返すようになりみるみる内に体重は90キロを超えてしまった。

体のことを思ってカロリーを計算して料理を作っても、寝る前にカップラーメンを食べて、ビールを飲み散らかす毎日。

そんな生活を繰り返していた夫は糖尿病と診断された。

これが原因で仕事も辞めてしまった。

でも私はそんな夫でも看病し続けた。

それなのに夫は病気に向き合おうとせず、ついには失明し、ろくに一人では生活ができない体になってしまった。

もうこんなかっこ悪い夫ならいらない。

看病するだけで人生を終えるなんて死んだ方がマシ。

何よりこんな夫がいると子供にも悪影響だし。

お願いだから、私を解放して…


最近では年齢に関係なく糖尿病患者が増加傾向にあるので、このような悩みを抱えている方は意外と多いのではないでしょうか?

病気になりたくてなったわけではないのかもしれませんが、こんなだらしない生活をしていたなら自業自得ですね。

そんな夫のためにあなたの人生を壊されるのはもったいないです。

決心ができたなら今すぐに離婚してお子様と楽しく過ごすために動くべきです。

ここでは夫の糖尿病を原因に離婚ができる方法と手順について解説しています。

病気を原因に離婚をすることは難しいと言われていますが、こちらの記事を参考にして、あなたが離婚に立ち向かうきっかけになると嬉しいです。

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このページの目次

え?離婚できないの?看病疲れは離婚原因にはならない

好きあって結婚したあいてが、病気になってしまったら…

きっと親身に看病をして、すこしでも力になってあげたいと思うはずですよね。

もし病気をりゆうに離婚したいとなったら、薄情なひとと思われてしまう可能性もあるでしょう。

でも、あなたが頑張って食事をつくったり気にかけているのに、病気を治そうともせずに、からだに悪いことばかりをするようなあいてだったら、離婚を考えるのもとうぜんです。

「病気の看病疲れ」は、離婚のりゆうになるのでしょうか?

その答えはNOです。

「病気の看病疲れ」だけでは、離婚することはむずかしいです。

もしあなたが「病気でてがかかるから離婚したい」と裁判の場でいえば、心証がかなり悪くなり、裁判に不利になってしまうかもしれません。

離婚したいと思うまで追いつめられていたのなら、ふたりの結婚生活そのものに破たんがあるのかもしれませんよね。

そうであれば、その状況について具体的に書きしるすのが良いでしょう。

このとき、注意したいのがあいての悪口とならないようにすることです。

事実を具体てきに、たんたんと伝えるようにしましょう。

夫への興味なんてもう全くない!とにかく別れたいという方におすすめの記事【夫のすべてが嫌いで離婚したい場合の方法!】

諦めないで!看病疲れを理由に離婚ができる場合とは?

「病気の看病疲れ」だけが理由の離婚は厳しいですが、看病をりゆうにした離婚が100パーセントできない、というわけではありません。

あいてが精神病や人格障害のために、夫婦せいかつをつづけるのがむずかしいばあいは、

「配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき」として離婚ができます。(民法770条1項4号)

またその病気によって、「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」と認められたら離婚することが認められます。(民法770条1項5号)

裁判所:民法770条

病気の回復見込みがない場合は離婚ができるかも…

糖尿病のばあい、「回復の見込みがないとき」とはんだんされたら離婚がせいりつするかもしれません。

「回復の見込みがないとき」とは、文字どおり、病気が治らないであろうと思われるときのことをいいます。

医学的なはんだんではなく、病院のはんだんを前提に、裁判所が最終てきなはんだんをするものです。

ながいあいだ治療をしているのに治らない、治そうとしていないと判断されたら離婚できる可能性があります。

相手が離婚に納得してくれるならすぐ別れられる!

裁判で離婚をするばあい、離婚りゆうがひつようになりますが、夫婦がふたりで話しあって「離婚しよう」となればすぐにでもわかれることができます。

おたがいが納得して離婚をするのであれば、揉めることも泥沼化することもありません。

しかし、ここで注意したいのが、離婚のまえにしっかりとさまざまなとりきめをすることです。

財産分与や慰謝料、養育費などのお金のことや子どもの親権など、きめなければならないことはたくさんあります。

離婚をいそぐあまり、たいせつなことをきめずに離婚をしてしまっては、損をしてしまう可能性があります。

こまかい部分まできめなければならずめんどうですが、後悔しないためにしっかりと話しあい、書面に残しておくようにしましょう。

養育費を払ってもらえるか心配な方はこちらをごらんください。

050-5357-9901

夫が離婚に応じない!次にあなたがとるべき手段とは

夫が「ぜったいに離婚はしない!」と言いはってきたら…なたならどうしますか?

ふたりの話しあいで離婚がせいりつしなかったばあい、第三者にあいだに入ってもらい、違うかたちでの話しあいの場が必要になります。

これが離婚調停裁判と呼ばれるものです。

第三者がはいるので冷静な話しあいができ、客観てきにふたりの状況を判断して決着をつけてもらえます。

費用もかかってくることですが、離婚が泥沼化するまえに、公式な場で離婚を勝ちとりましょう。

【参考】裁判所夫婦関係調整調停(離婚)

調停離婚│調停委員を仲介役として話し合おう

調停離婚とは、夫婦のあいだで離婚の話しあいができないときや、進まないときにおこなわれます。

裁判所にあいだに入ってもらい、離婚するかどうか、条件をどうするかを話しあいます。

夫婦ふたりで離婚のはなしをすると、おたがいが自分に有利になるようにかんがえて、冷静な話しあいができないことがよくあります。

いつまでも決着がつかないため、第三者にあいだに入ってもらい、客観てきな視点から離婚について判断をしてもらうことができます。

調停員は離婚の専門家なので、アドバイスをもらえることもあるようです。

裁判離婚│調停離婚でもダメならこれしかない

第三者にあいだにはいってもらい、調停離婚を目指したけれど解決できなかったばあいは裁判になります。

離婚したいりゆうについておたがいが主張しあい、その主張を証明する証拠を提出します。

ばあいによっては証人が証言をすることもあります。

それぞれの主張を裁判官が認定し、さいごは裁判所が離婚をみとめるかみとめないかを判断します。

離婚裁判は弁護士がいなくてもできますが、もしあいてに弁護士がついたばあいは不利になってしまうことが考えられます。

しかし逆にかんがえると、弁護士をつけることで裁判を有利にすすめることができるのです。

費用はかかりますが、ぜったいに離婚したいのであれば、弁護士に依頼するのがよいでしょう。

調停離婚・裁判離婚にかかる費用ってどのくらい?

調停離婚と裁判離婚のいちばんおおきな違いは、離婚までにかかるお金ではないでしょうか。

調停離婚がやく2,000円で申したてできるのにたいして、裁判離婚は80万円ものお金がかかります。

このうちの多くが弁護士にはらう「弁護士費用」です。

裁判離婚は弁護士がいなくてもできるため、自力でやろうとすれば20,000円ほどでできます。

しかし、裁判となると専門てきな知識や経験があったほうが有利です。

弁護士には得意・不得意なぶんやがあるので、何人かの弁護士にそうだんをして、離婚問題が得意なひとに依頼をしましょう。

さらに、あなたと相性のあう弁護士をえらぶことも大切です。

糖尿病の原因は私のせい?責任転嫁されたときの対処法

夫のために、食事にきをつかったり看病をつづけてきたのに「糖尿病になったのはおまえのせいだ」なんて言われたら、怒りをとおりこして悲しくなってしまいますよね。

じぶんのだらしなさのせいで病気になったのに、責任転嫁をしてくる夫には、徹底てきに証拠あつめをして対策をねりましょう。

「こんなことがあった」「こんなにしてあげた」と口でいってもなかなか伝わりにくいものです。

具体てきな事柄やできごとを紙に書きだしておきましょう。

調停離婚や裁判のしりょうとしてもかつやくしてくれるはずです。

弁護士に相談!離婚が難しい場合には専門家が強い味方に

弁護士に相談するのは揉めごとになってからで大丈夫と思っていませんか?

答えはNOです。

夫婦のあいだだけで解決するのがむずかしいばあい、離婚のプロに相談してみるのがいいでしょう。

まずは揉めごとにならないことが一番なので、弁護士への相談ははやいに越したことはないのです。

知識も経験もほうふなので、あなたのケースにあった解決ほうほうをアドバイスしてくれるはずです。

無料相談ができるところもある!相談することが大事!

「ぜったいに離婚する!弁護士に相談したい!」と思っても、気になるのがお金のことですよね。

このまま夫の看病をつづけるせいかつはぜったいにいやだけど、すぐにお金を用意できない…という人もいるのではないでしょうか。

そんなときに頼りになるのが「離婚相談サポート」です。

離婚のためにどんなサポートがうけられるのか、費用はどのくらいかかるのかなど気になることに無料で相談にのってもらえます。

ひとりで悩んでいてもなかなか前にはすすめません。

離婚のプロに無料で相談して、離婚のための第一歩をふみだしましょう。

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夫が納得しないときは裁判になることが多い!

闘病中の夫との離婚をかんがえたとき、夫側が離婚になっとくしてくれるとはかんがえにくいものです。

そうなったばあい、裁判をして離婚ができるかできないかを争うことになるでしょう。

看病がどれだけたいへんで、あなたがどんなにがんばってきたか、そしてどれだけ解放されたいと思っているかは、裁判官にじょうずに伝えないと不利になってしまうこともあります。

ひとりで裁判をのりきるのはなかなか厳しいと言ってもいいでしょう。

プロである弁護士に依頼して、自分勝手な夫とはきっちり離婚してしまいましょう!

でも、弁護士にちょくせつ依頼するのは気がおもい方いますよね。

そんな時は、離婚相談サポートをおすすめします。

離婚相談サポートはアドバイザー的な役割で、初めから弁護士がちょくせつ電話にでることはありません。

これからどうしたらいいのか。一番お金がかからない方法など、細かい相談にも乗ってくれるあなたのサポータです。

相談は無料です。

365日24時間受け付けているので、時間を気にすることはありません。

また、箇条書きでもOK。友達に相談する感覚で、相談してみましょう。

一人で解決するのが不安な方は離婚相談サポートに相談

この記事を書いた人

青野

44歳・女性・東京都在住。19年間の婚姻生活のあと41歳で調停離婚を経験。「弁護士費用がもったいない」と自分で調停に臨んだが、財産分与で1000万円近く損をした。この後悔がサイトを立ち上げたきっかけ。法律の専門家ではないが、法務省や裁判所の公開情報をもとに、正確な情報を届けることを続けている。

📋 この記事の参考情報・一次ソース

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【法改正対応について】
本記事は2026年5月現在の法律に基づいています。 共同親権制度(2026年4月施行)等の重要改正については、 最新の法律情報をご確認ください。

この記事を書いた人

ono

【基本情報】 ono(おの)|36歳・男性・神奈川県在住 離婚経験: 2021年 調停離婚|婚姻期間: 7年|子どもの有無: あり(1人、当時4歳) 主な離婚理由: 配偶者の子どもへの暴力・育児放棄 【プロフィール】 7年間の婚姻中、妻が子ども(当時4歳)に対して怒鳴る・物を投げるという行為を繰り返しているのを目の当たりにした。子どもを守るために離婚・親権取得を決意し、2021年に調停に踏み切った。 しかし、調停で相手側が「育児は私がやってきた。夫は育児放棄」と主張し始め、自分の手元にある証拠は「自分の記憶」と「数枚のメモ」だけだった。暴力の場面を記録した動画や音声は一切なく、相手の虚偽の申告に対抗する手段がなかった。結果、親権は妻側に。今も月1〜2回の面会交流を続けている。 「証拠が全てを決める」という現実を、体験から知っている。親権争いを前に「まず証拠を揃えろ」と伝える記事を書き続けているのはそのためだ。 【担当ジャンル】 親権争い(特に父親側の取り組み・証拠収集)/DV・児童虐待が絡む離婚/育児放棄を理由とした離婚/面会交流の実態・交渉 この著者が担当する理由: 父親として親権争いに敗れた経験を持つ。男性の親権取得が難しい現実を法律論ではなく「実際に負けた体験」として書ける。2026年4月施行の共同親権制度についても、当事者目線で解説できる。 【情報収集・執筆プロセス】 1. 裁判所公開の「子の監護に関する審判」の統計データを参照 2. 2026年4月の共同親権施行・関連改正を法務省資料で確認 3. 面会交流の調停申立件数・成立率は司法統計年報を参照 4. DV防止法(2024年改正)の保護命令拡充は内閣府資料を確認 親権判断は「子の利益」という裁量が大きく、ケースごとに結果が異なる。記事内で「絶対に親権が取れる方法はない」と明記し、弁護士相談を推奨する構造を徹底。

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