暴力夫から子供を守るために離婚を考える!あなたがとるべき行動とは?慰謝料や養育費は請求しても大丈夫?

最終更新日: 2026年6月1日

【この記事の結論】
子どもへの暴力は明確な離婚事由。まず警察・児童相談所への相談で子どもを守ることが最優先。DV防止法による保護命令も取得できる。慰謝料は100〜500万円が相場。

子どもの親権や安全について考える親のイメージ

夫は、日常的に子どもに暴力をふるいます…

子どものやることなすこと気にいらないようで、すぐにキレてしまいます。

私が止めにはいっても、これはしつけだと言いながら、やめてくれません!

夫の両親にも来てもらい、冷静に話しあいをする時だけは「悪かった」と口では言うものの、またすぐに虐待をくりかえす日々。

このままじゃ子どもがあぶない!

子どもを守るためにも、いますぐ離婚をするしかありません!

ここ数年、子どもへの虐待による悲惨なニュースをよく目にします。

子どもへの虐待は、今なお増加傾向にあるのです。

子どもを虐待から守るためには、やはり加害者から子どもをとおざけるしかありません。

ここでは虐待を理由に離婚する際の注意点などを記載させてていただきました。

最後までしっかり読んでいただき、子どもを守るため、早急に離婚を成立させるための準備をすすめてください。

虐待をくりかえす夫から、少しでもはやく子どもを遠ざけるため、早急に離婚をすすめる準備をととのえましょう。

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このページの目次

虐待夫と離婚するためにやるべきこととは?

離婚をしなければ…そう思ってすぐに離婚できればいいのですが、やはりある程度は時間がかかってしまいます。

ですが、いち早く離婚するためには、「夫が子どもを虐待していた」という確実な証拠集めをはじめておいたほうがいいでしょう。

離婚の交渉をはじめてからの証拠集めでは、けっていてきな証拠がじゅうぶんに集められない可能性もでてきます。

早いにこしたことはありません!

心も体も未熟で、成長過程にある子どもにとって、暴力をはじめとする虐待の影響ははかりしれません。

愛されていきることで人としてのきほんが作られていく時期に、虐待をくりかえす夫と一緒にいていいことなどありません。

急いで逃げる準備をはじめましょう。

参考:男女共同参画局「DV(ドメスティック・バイオレンス)と児童虐待」

虐待の証拠をあつめる

誰がみても虐待があったとわかるような証拠とはどんなものなのでしょうか。

  • 痛々しいケガやあざなどの証拠写真
  • 病院の受診記録、診断書
  • 実際に子どもを罵倒する声などの音声、暴行している動画
  • 虐待が起きたときの状況、時系列がわかる日記やメモ
  • 子どもからの証言

子どものいたいたしい状況をまのあたりにするのはつらいことです。

でも、これも将来のしあわせのためです。

虐待をあきらかにする決定打となる証拠集めをおこないましょう。

相談窓口に相談へする

虐待をする夫と離れるために、つい離婚をあせってしまいがちです。

離婚の準備もいそぐべきですか、なによりもまずは子どもの安全確保がだいいちです。

子どもをまもるために児童相談所に相談しましょう。

児童相談所には「189」という全国共通のダイヤル番号があり、もよりの児童相談所につながるようになっています。

24時間つながるようになっているので、虐待をうたがう出来事があれば、すぐに電話して相談することが可能です。

参考:子ども虐待防止 オレンジリボン運動

子どもを虐待夫から遠ざける!

どんなにあなたが気をつけ、注意をしても子どもにあたることをやめない夫。

これから先もその性根はかわることがないでしょう。

むしろあなたに見えないところで、かくれて子どもに虐待行為をおこなう危険すらでてきます。

子どもにとってはただ一人の父親かもしれません。

それでも、一緒にいることできずつけられ、命の危険まで考えなくてはならないようなら、子どもの成長には悪影響をおよぼす人物だといえるでしょう。

いますぐひきはなす必要があります。

いますぐ別居する

子どもの身の安全を守るためには、いますぐにでも別居することも有効なしゅだんの一つです。

いちばん身近なひなん場所にあげられるのはあなたの実家です。

仕事などであなた自身が実家に戻ることが難しい場合などは、離婚が成立するまでの間だけ子どもだけあずかってもらうことも考えましょう。

なによりあなたが一番に信頼できて、子どもも安心できる実家なら子どもへの精神的な影響も少なくすみます。

実家にあずけること自体がむずかしいようなら児童相談所に子どもだけでもあずけるのです。

とにかく、少しでも夫から子どもを遠ざけることが大事なのです。

ただし、これは他に人がいれば虐待行為におよばない…など、まだそれほど危険性が高くないケースの別居ほうほうです。

徹底的にあなたや子どもをおいかけてくる可能性があるなら、転居先はしられないように別居しなくてはなりません。

DVシェルターに避難する

どれだけ逃げても、夫がしつこくあなたたちの居場所をつきとめ、追いかけてくる……。

そういう場合には、DVシェルターなどに避難することをおすすめします。

「DVシェルターはどこにあるの?」

そう思われたかもしれませんが、DVの加害者に居場所をしられないよう、住所は非公開とされています。

でもご安心ください。

都道府県が設置する配偶者暴力相談支援センター(各婦人相談所など)が被害者の一時保護やサポートをおこなっています。

平成13年、家庭内での暴力にくるしむ人をたすけるため、DV防止法が制定されました。

そのさいに配偶者暴力相談支援センターが被害者を救済することも定められたのです。

一時保護先としてシェルターを紹介してくれます。

以下は都道府県別の窓口になっていますので、まずは電話してアドバイスをあおぎましょう。

https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/soudankikan/pdf/center.pdf

DV防止法では、DV被害者の命や身体に危険がおよぶと考えられるときに、被害者への接近禁止や住宅からの退去などの「保護命令」をくだすこともできる法律です。

被害者と同居している子どもにも接近禁止命令を申したてることもできます。

子どもが危ない!迷わず警察へ通報を

いままさに子どもが暴力を受け、何度止めに入ってもやめない、命の危機までかんじられるような切迫した状況の場合は、すぐに警察に通報してください。

子どもを保護し、場合によっては児童相談所に通告するなど、対応を考えてくれます。

緊急の場合ではなくとも、警察の生活安全課には虐待について相談しておくといいでしょう。

相談の記録が残り、今後の手続きもスムーズになります。

またあらかじめ電話番号を登録しておく110番登録制度に登録をしておけば、緊急のさいにすぐに警察がかけつけてくれます。

また、児童虐待の通告は全ての国民に課せられた義務です!

児童福祉法第25条要保護児童発見者の通告義務があります。

通報は匿名でも構いません。

自分では連絡できない、勇気が出ない時は両親、知り合いにSOSをだして子供を守らなくてはなりません。

参考:虐待通告の義務

夫のDVがイヤで離婚したい方はこちらの記事もオススメです!【モラハラ夫と離婚するためにするべきこと!】

生活費や今後のお金のことを考える

夫から離れられるのはうれしいけれど、じっさいに暮らしていくにはお金がいります。

子どもをひとりで育てていくなら、お金のこともしっかりかんがえて、もらえるものはもらいたいですよね。

別居、離婚をじっこうするにあたって、財産分与や慰謝料など、どのような手続きがひつようになってくるのかをご紹介していきます。

婚姻費用を請求する

とりいそぎ別居という方法をとったけれど、その間の生活費や養育費をすべてあなた自身で稼ぐことがむずかしいこともあるでしょう。

そのときも婚姻費用というかたちで生活費をしはらってもらうことができます。

食費や衣服代、住居費、光熱費、子供の教育費、医療費などが生活費としてみとめられるものです。

まずは話しあいで決めることになりますが、あいてが支払いに応じない、もしくは話がつかないときは婚姻費用分担調停を申したてることになります。

財産分与を少しでも多く勝ちとる

結婚しているあいだに夫婦できずいた財産を、夫婦それぞれ個人のものとしてわけることができます。

これを財産分与といい、基本的には2分の1ずつにわけるものとされています。

対象となるのは現金や預貯金、不動産、有価証券、家具・家電、車、年金などです。

少しでもおおくの財産をえるためには、財産がどのくらいにあるのかをはっきりさせることが大切です。

夫の所得を証明する書類、預金通帳のコピー、不動産登記簿や保険かんけいなど、夫婦の財産をすべて把握しておきましょう。

もうひとつ、夫婦として財産を築くのにあなたがどれだけ大変だったかをアピールすることも重要です。

子どもに暴力をふるい、夫婦としての協力関係をきずくのがむずかしかった夫。

苦労してきたことを主張し、財産が2分の1ずつであることの不公平さを訴えてみることもせんりゃくのひとつです。

慰謝料をしっかり請求する

子どもに虐待をくりかえす行為は、法律で定められた離婚理由のひとつ「婚姻を継続し難い重大な事由」にあたる可能性が高いです。

精神的苦痛をうけたこと、子どもの治療費として慰謝料を請求することができるでしょう。

「婚姻を継続し難い重大な事由」として認められるには具体的な証拠が必要になります。

くりかえしになりますが、痛々しいケガやあざなどの証拠写真や病院の受診記録、診断書などのあきらかな虐待の証拠を集めておくことは、やはり重要といえるでしょう。

離婚の手続きをすすめる

子どものしあわせのため、あなたの再スタートのため、いっこくもはやく離婚を成立させたいところです。

けれども、焦りは禁物です。

急ぐと判断をあやまり、けっかてきには有利に離婚を進めることがむずかしくなってしまいます。

しかも相手はふつうに話のできる相手ではなく、頭にちがのぼりやすい夫ということを忘れてはいけません。

あなたがきちんとリードして、自分にメリットが多いかたちになるよう、手続きをおこなっていきましょう!

協議離婚ですすめる

いっぱんてきには、夫婦の話しあいで合意さえできれば、離婚はそう難しくありません。

けれども、相手は狂暴な虐待夫です。

離婚についておちついて、冷静に話ができるとは思えません。

ですから、最初から第三者が間に入って話を進める調停離婚を申したてることをかんがえておきましょう。

調停離婚ですすめる

協議離婚で話がまとまらなかったときには、調停委員や裁判官など、第三者をまじえて話しあいをおこないます。

これを調停離婚といいます。

夫婦以外の人間がいること、夫婦べつべつに話しあいが進められることもあり、より冷静に離婚を進めることができるというメリットがあります。

これなら、カッとしやすいタイプの夫とも、離婚をすることができるかもしれません。

また、証拠をしっかりと集め、夫が子どもにどれだけひどい事を行ってきたのかを訴え、調停員を味方につけることができれば、話し合いを有利にすすめることもできるでしょう。

さいごの手段は裁判離婚

どれだけ冷静に話をすすめても、どうしても折りあいがつかないときは、裁判離婚へといこうすることになります。

離婚の最後の一手であり、裁判所が判決をくだすまで離婚はみとめられないことになります。

法律でさだめられた離婚理由があると判断されなければ、離婚の成立は難しくなります。

そこでポイントになってくるのが、虐待の証拠です。

具体的な証拠については虐待の証拠を集めるでもふれました。

夫から子どもをまもらなければという思いがつよければつよいほど、あせりがうまれ、証拠集めはこんなんになることも多いです。

また、夫への恐怖心から冷静な判断ができなくなることもあります。

ですからプロである弁護士のアドバイスをうけることが離婚の近道になるともいえます。

それ以外にも証拠となるものがあるのかどうか、どのような形で証拠をあつめればいいのかなど、素人ではきづきにくいポイントもおしえてもらえます。

でも、、、いきなり弁護士に相談するのは、とてもゆうきがいりますよね。

先生と言われるような人と話すのはとても苦手。。。

そんな人のためのサービスがあります。

離婚相談サポートは相談を聞いてくれて、解決方法を考えてくれるあなたのサポーターのようなところです。

相談料は無料で、24時間メール問い合わせを受け付けています。

時間や夫の動きを気にせず相談できます。

かたくるしい文章など使わなくてもOK。箇条書きでもOK。友達に相談する感覚で相談してみてください。

子どもと自分を暴力夫から守るために、上手に相談サポートをつかうことを考えるべきです。

一人で解決するのが不安な方は離婚相談サポートに相談

養育費を払ってもらえるか心配な方はこちらをごらんください。

050-5357-9901

この記事を書いた人

青野

44歳・女性・東京都在住。19年間の婚姻生活のあと41歳で調停離婚を経験。「弁護士費用がもったいない」と自分で調停に臨んだが、財産分与で1000万円近く損をした。この後悔がサイトを立ち上げたきっかけ。法律の専門家ではないが、法務省や裁判所の公開情報をもとに、正確な情報を届けることを続けている。

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【法改正対応について】
本記事は2026年5月現在の法律に基づいています。 共同親権制度(2026年4月施行)等の重要改正については、 最新の法律情報をご確認ください。

この記事を書いた人

furuta

【基本情報】 furuta(ふるた)|30代・女性・千葉県在住 離婚経験: 2022年 協議離婚(調停なし)|婚姻期間: 6年|子どもの有無: なし 主な離婚理由: 価値観の不一致(生活スタイル・将来設計のズレ) 【プロフィール】 夫とは6年間一緒にいたが、「子どもを持つかどうか」という根本的な価値観のズレが修復できなくなり、2022年に協議離婚を決めた。 離婚自体はスムーズに進んだが、問題は慰謝料だった。夫の浮気は証明できなかったため有責配偶者認定はなかったが、「精神的苦痛に対する慰謝料」を求めて交渉に臨んだ。当初100万円を目標にしていたが、相手に「証拠はあるのか」と言われた瞬間に言葉に詰まった。結局、話し合いで手にしたのは20万円。弁護士に相談していれば、少なくとも交渉の余地はあったと今でも思う。 「知らなかったこと」が損失に直結する。それがこのサイトを書き続ける理由だ。 【担当ジャンル】 協議離婚の進め方・段取り/慰謝料の請求・相場・交渉/モラハラ・価値観の不一致による離婚/離婚全般の入門記事 この著者が担当する理由: 協議離婚を経験したことで、「法的手続きを踏まずに交渉した場合の限界」を実体験として把握している。弁護士に頼らない選択肢の現実を書けるのは、実際に経験した者だけ。 【情報収集・執筆プロセス】 1. 法務省・裁判所・e-Govの公開資料で法的根拠を確認 2. 記事内の数値(慰謝料相場・算定基準)は判例タイムズ等の公開データを参照 3. 法改正があった項目は官報・法務省告示を必ず確認(2026年4月改正民法対応済み) 4. 記事公開後も法改正・判例変更があった場合は更新 「弁護士への相談が必要な案件」「ケースバイケースの要素が大きい内容」は必ず「弁護士への相談をおすすめします」と明記している。

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