整形がバレて離婚されそう!整形を隠してたら詐欺?回避のためにやるべき事と離婚に応じた時に考える事
開いてるかわからないような糸のように細い目。
腫れぼったいまぶたにエラの張ったゴツいフェイスライン…
コンプレックスだらけの昔の私は捨てた!
この秘密は墓まで持っていくつもりだった……だったのに…!
生まれてきた子どもが昔の私にうりふたつ…速攻で整形が夫にバレた。。。
それでも、昔の私がどんなでも、私は私だよって夫は言ってくれるって信じてたのに…。
無情にもつきつけられた離婚届に目の前が真っくらになりました…。
整形って離婚されるほどダメなことですか?
誰だって可愛い子と目もあてられないようなブスだったら可愛い子と結婚したいと思いませんか?
私だって元から可愛かったら整形なんてしてなかった…!
どうにか離婚を思いとどまらせることは出来ないのかな…。
いまや日帰りで整形手術ができてしまう時代。
ファッション感覚で整形を行う人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、人によっては親からもらった体に傷をつけるなんて!と拒否反応を示す人もいます。
このばあい離婚は認められてしまうのでしょうか?
旦那さんの心をこれ以上離婚に向かわせないためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
このページの目次
整形女がイヤなんて理由で離婚できる?
整形したことでポジティブな考え方をできるようになったし、毎日が楽しくなったという人も多いはずです。
だからこそ結婚し、家庭をもてたともいえるのに、整形したことを結婚前にこくはくすればよかったの。。。迷ってしまいますよね。
確かに子どもの見た目に影響がないとはいえないけれど、あくまで過去の話です。
過去をさかのぼって離婚が認められるなんてことがあるのでしょうか?
法的な離婚事由としては認められない
まず、整形したことが法的な離婚事由としてみとめられる可能性はかぎりなく低いです。
法律で離婚が認められるのは、
●不貞行為
●悪意の遺棄
●3年以上の生死不明
●強度の精神病にかかり、回復の見込みがない
●婚姻を継続し難い重大な事由
以上の5つがあきらかな場合となります。
今回のケースでは、結婚前に整形していたことが5.婚姻を継続し難い重大な事由にあてはまるかどうかがポイントとなります。
夫が愛し、結婚したのは『整形した後』の妻です。
また、第一印象はたしかに大切だけれど、愛がはぐくまれるのはみためだけの理由ではないと判断されることがほとんどです。
さらに夫は「整形をしている人とは絶対に結婚しない」と前提条件をだしていたわけではありませんよね。
整形していたからといって、法律で離婚がみとめられるとはいえないのです。
維持費をどこから出すかによっては離婚も認められる
整形の効果をたもつためには、あるていどのメンテナンスが必要になってくるといわれています。
美しさを維持するには、とうぜんお金もかかります。
例えばその費用が、夫婦がくらしていくために貯金していたお金や日々の生活費からしはらわれるとしたら?
生活に必要のない高価な買い物や妻だけの利益のために生活費を使いこんだばあい、「婚姻を継続し難い重大な事由」にあたるとして、離婚が認められるケースもあるのです。
まだ夫と話しあう余地がある段階なら、この点についてはじゅうぶん注意しましょう。
どうしても離婚したくない!夫の心をつなぎとめるには?
法的にどうかというよりも、「整形をかくし、自分を騙し、うらぎっていた」ということが許せず、離婚を考える場合が多いようです。
いままで信じてきたものがこわれたショックで、ものごとを冷静にかんがえられなくなっているのかもしれません。
離婚をしたくないのなら、事情やいきさつを話してみましょう。
誠意をしめせば、離婚をおもいとどまってくれるかもしれないからです。
整形の理由を正直に話してみる
あなたにとっては、「整形くらい。。。」と思うかもしれませんが、夫をうらぎるかたちになったのも事実です。
まずはそのことをあやまったうえで、なぜ整形しようと思ったのかを整理して話してみましょう。
どういういきさつと理由があり、なぜかくしていたのか。
つつみかくさず話すのです。
くれぐれも、「皆やってるでしょ!」とひらきなおったり、逆ギレしないように注意です。
健康上の問題があった
みかけの問題ではなく、健康上のりゆうから外科的な治療が必要となることもあります。
たとえば顔がゆがんで、受け口になってしまうという悩みは、みかけだけの問題ではありません。
食べ物をうまくたべられなかったり、話をするときの発音がむずかしくなったりもします。
これは顎変形症(がくへんけいしょう)という病気であり、健康保険適応での治療となります。
また目の場合は、上まぶたが重く黒めにかぶさっている眼瞼下垂のケースもあります。
まぶたの筋肉のはたらきがよくないことからおこるもので、生まれつきのほか、さかさまつげやアトピー性皮膚炎を持つ人もなりやすい傾向にあるということです。
視力にも影響がでてきますし、肩こりや偏頭痛などをひきおこすため、治療の必要があるのです。
コンプレックスを素直に話してみる
幼いころからの外見にまつわるコンプレックス…それらがあなたの人生をつねにじゃましてきたことを、正直に話してみましょう。
「ブス」といじめられたこと、いじめのせいで性格も暗くなり、何にたいしても自信が持てなかったこと。。。
そんなあなたが整形であたらしい顔を手に入れ、とても前向きになれたことをわかってもらうのです。
就職もうまくいき、夫と出会えたことなどなど、整形によって多くのメリットをえたことをより具体的に伝えてみましょう。
嘘だけはつかないようにしましょう
どんな理由で整形したのであっても、嘘だけはご法度です。
整形をかくしていたことで、相手は「嘘をつかれていた」と不信感でいっぱいのはずです。
さらに嘘をかさねると、こんどこそ本当に信用してもらえなくなります。
嘘に嘘をかさねていいわけすることでは、問題のかいけつにはつながりません。
普段通り愛情をもって接する
整形したことについて、きちんと説明することは大切なことです。
けれども、いちど説明したら、あとは普段どおりにすごすことを心がけましょう。
今までどおり夫につくし、愛情をもって接することを忘れないようにします。
これまで結婚生活をおくるなかで、愛を持ってていねいに夫とコミュニケーションをとってきたのなら、夫も熱くなった気持ちをおちつかせ、理解してくれるはずです。
別居はできるだけ避けましょう
話しあいをするなかで、「とりあえず別居して頭を冷やしたい」という提案があるかもしれません。
この提案はうけいれないほうがいいでしょう。
冷戦状態であったとしても、一緒に住んでいればまだ話しあいの余地はあります。
また別居が長くなると、夫婦関係がこわれている証拠と判断され、離婚がみとめられてしまうこともあります。
できるかぎり別居をせず、溝をうめるための環境づくりを心がけることをお勧めします。
関係修復はあきらめた…離婚に応じる時に考えること
どんなに手をつくしても夫の考えはかわらないようです。
子どものためにも離婚はしたくなかったけれど、夫婦関係をいじすることは不可能のようです。
2人で一緒にいても幸せになれないのなら、気持ちを離婚にシフトチェンジしていくことです。
どうやったらより傷つかずに新しい生活をおくることができるのか、よりよい離婚をめざずべくポイントをみていきましょう。
調停離婚が決まった時に読むべき記事!【調停離婚の流れを徹底解説!】
詐欺罪で慰謝料を取られたりする?!
他人の財産をだましとる行為が詐欺罪にあたります。
つまり、明らかにだます意図をもって財産をうばうことがみとめられないかぎり、詐欺罪には問えません。
とはいえ、
●結婚後も整形にお金をつぎこんで浪費する
●美容サロンなどに通いつめて、日々の家事育児をないがしろにする
などといった事実があったとしたら、整形にかかわることで結婚生活がこわれたという主張をひていできませんね。
その主張がみとめられた場合には、慰謝料を請求されることもありえます。
精神的苦痛を訴えれば逆に慰謝料請求できる可能性も
たしかに整形したことを隠していたけれど、結婚生活はみかけだけではないはずです。
それなのに毎日ずっと整形についてせめられ、ついには暴言をはかれるまでになったら…。
想像しただけでも、かなしくなり、結婚生活をつづけていく自信なんてなくなってしまいます。
「ほんとうはブスのくせに」
「ブスとは結婚したくなかった」
こういった発言は言葉の暴力であり、れっきとしたモラハラ(モラルハラスメント)にあたるでしょう。
モラハラ行為があった証拠をあきらかにし、精神的苦痛をうけたことが証明できれば、あなたのほうからも慰謝料を請求できる可能性があります。
財産分与で離婚後の生活の基盤を作る
離婚後に生活を安定させるためには、お金のことをきっちり決めておくことが重要になってきます。
結婚しているあいだで貯めた夫婦共有の財産について、財産分与を請求できます。
財産分与は現金・預貯金のほか、不動産や有価証券、自動車や家具・家電、年金などが対象となります。
これらの財産を半分にわけるのが一般的な相場となっています。
よりおおくの財産をうけとるためには、具体的にどれくらいの共有財産があるのかしらべておくことが大切です。
もしかしたら、あなたのしらない隠し財産があるかもしれません。
共有財産を隠していたとしても親族相盗という刑法上の規定があるため刑罰は問われません。
隠しているなら財産を見つけるしかありません。
- 夫の預貯金通帳(コピー可)
- 給与明細
- 確定申告書類など所得を証明する書類
- 不動産登記簿
- 生命保険
- 株式や投資信託などの関連書類
など
こういったものから夫の財産をてっていてきにあぶりだしましょう。
慰謝料請求、自分に不利なく離婚をしたいなら専門家へ頼りましょう
離婚にあたって、あなたが有利になるためのさまざまなポイントをご紹介してきました。
とはいえ、1人できることには限界があります。
きちんとした証拠を集め、自分にメリットのある形で離婚を進めたいときには、プロの手を借りましょう。
やはり専門的な知識を持った弁護士からのアドバイスはつかえます。
お金がかかるとしても、上手に弁護士をつかうほうが、得なこともありますので、選択のひとつと考えたほうが良いでしょう。
もしちょくせつ弁護士に相談するのはちょっと。。。
と思っている方は離婚相談サポートに相談することをおすすめします。
離婚相談サポートは、これからどうしたらいいのか、解決方法を一緒に考えてくれ、提案してくれます。
あなたのサポーター的なやくわりをしてくれる場です。
無料なのでひとりで、悩まず気軽に相談してみてください。
この記事を書いた人
furuta
【30歳、女性、千葉在住】 イケメン好きがこうじて細身のイケメンと結婚するも、価値観の違いにより破局。 自分の趣味や好きな芸能人をことあるごとにけなし、「俺のがいいじゃんw」と口出ししてくるクソ夫から慰謝料をぶん取る気持ちで離婚にのぞむも撃沈。 自分があの時どうしていたら、慰謝料を勝ち取れていたのかが知りたくて本企画に参加。 結婚によるストレスのあまり、ワラ人形に釘を打とうか悩んでいる既婚者を救いたいです。
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