不妊が理由で離婚なんてできるの?自分が原因の不妊は慰謝料請求の対象?人には聞けないことを徹底解説!
ふたりのこどもを夢みて、ずっといっしょにがんばってきたのに、こどもができないから離婚したいって。。
ずっと仲良かったはずなのに、不妊がつづいたからって離婚したいだなんてあまりにも身勝手すぎる!
不妊治療もつづけてなんとかこどもを授かりたいけど、不妊が理由で離婚しないといけないの?
こどもをのぞむ夫婦にとって不妊はじかんも経つにつれて、大変なプレッシャーを受けると思います。
不妊治療は負担もおおきく、このままいまのパートナーとのこどもができないなら、いっそ離婚してじんせいをやりなおしたいとかんがえる人もいます。
あなた自身は不妊治療をこのままつづけたいとかんがえていても、あいてから離婚の話をされたらそれどころじゃありませんよね。
そもそも不妊がりゆうで離婚ができるのでしょうか。
あいてに離婚をかんがえなおしてもらいたい。
また不妊治療をつづけてなんとしても夫のこどもをさずかりたい!
そのきもちが捨てきれないなら、まずは離婚をかいひするための方法をかんがえてみてはいかがでしょうか。
このページの目次
わたしの不妊が原因で離婚をもとめられた。子供ができないから離婚ってみとめられるの?
不妊治療はお金も時間もかかるたいへんなことです。
女性はとくにからだへの負担がおおきく、どんなにがんばってもかならず子どもができると保証されているものでもありません。
そんなつらい不妊治療を、夫婦で協力していっしょに乗り越えようとがんばっていたのに。
ある日とつぜん「離婚」を切り出されたら・・・。
そんなに悲しいことはありませんよね。
けれど、「不妊」が原因で離婚が成立することはありません。
「不妊」のせいで今後の夫婦関係がけいぞくできない状態であれば離婚となる可能性はあります。
あなたが離婚を望まないのであれば、夫からの一方的な申し出で離婚が成立することはありません。
不妊以外であいてが離婚したいとおもう理由がないか考えてみる
夫が離婚をしたがっている理由について考えてみましょう。
「不妊」以外の理由で、思いあたることはありませんか?
不妊治療は精神的にも身体的にもつらく、たいへんなことです。
治療をつづけていくなかで、イライラがつのって夫にあたってしまったり、家事に手が回らなくなってしまったりということがあるかもしれません。
「不妊」ということよりも、そうしたあなたの変化をみて、夫は離婚をしたがっている可能性があります。
こういった問題は、ひとりで解決できるものではありません。
あなた自身のこころとからだの調子を整えながら、夫といっしょに乗りこえていくべきことです。
もし思いあたることがあれば、夫と話し合ってみるのがいいでしょう。
不妊がきっかけで離婚が認められるのはどのようなケースがあるのか?
それでも「不妊」がきっかけで離婚してしまうカップルはたくさんいます。
「不妊」や「不妊治療」を通して、ふたりの関係にみぞが入ってしまうのです。
子どものいる楽しい家庭をゆめみて、不妊治療を頑張っていたのに。。
それが原因で離婚しなければならないほど仲がわるくなってしまったなんて、とても悲しいですよね。
そんな状況にならないためにも、どのようなきっかけから離婚が成立したのか、具体的なケースをみてみましょう。
不妊が原因でうつになってしまった場合
「不妊」がきっかけとなり、うつになってしまう人がいます。
【参考】厚生労働省:うつ病とは
日常生活が送れないほどの重度のうつになってしまえば、離婚が成立してしまうかもしれません。
ただし、うつ病と診断されたからすぐに離婚が成立するということではありません。
「回復の見込みがないほど重症なうつ病(精神病)になったばあい」にのみ離婚が成立すると、法律で決められているからです。
注意したいのは、うつになったことで、別居がはじまったり、夫婦の関係が改善不可能なほど冷え切ってしまったりすることです。
性格の不一致やことばの暴力があると、離婚が認められる可能性があるのです。
気分がしずむな、うつかな、と思ったら、無理せず心と身体を休めましょう。
不妊治療が原因とわかっているのであれば、診察のときにせんせいに相談してみるのがいいでしょう。
とにかく夫婦間の関係が悪く会話すらなくなってしまった
「不妊」が原因でケンカばかりがつづき、夫婦の会話がないくらいふたりの関係が冷えきってしまった場合にも、離婚が成立してしまうかもしれません。
結婚とは、夫婦がおたがいに協力しあって生活していくことです。
会話がないほどの不仲がつづくようであれば、これ以上の結婚生活をつづけることはむずかしいと判断され、離婚が成立してしまいます。
そうならないためには、関係が悪化するまえに、手をうつことがたいせつです。
共通の友人を招いて楽しい時間を過ごしたり、旅行に出かけるのもいいかもしれません。
まいにち不妊治療のことばかりを考えていては、お互いにストレスがたまってしまいます。
ながくつらい治療を乗りこえるためにも、頑張りすぎず、ときには気分てんかんの時間ももちましょう。
常に機嫌が悪くなり暴力までふるうようになった
「不妊」が原因で、パートナーから暴力を振るわれるようになったばあいにも離婚成立してしまうかもしれません。
不妊治療のせいでイライラして、ことばや身体的な暴力(DV)がはじまってしまうカップルもいます。
不妊をきっかけとしたDVのせいで、これ以上の結婚生活ができないと判断されてしまったら、離婚が成立する場合があります。
DVは心も身体もおおきく傷つくことです。
「不妊」が原因だったとしても、けっして自分を責めて、DVを我慢してはいけません。
はやい段階で、軽度のうちに治療をすれば、解決できるもんだいです。
ふたりでの解決がむずかしいのであれば、専門のクリニックに相談に行くのもいいでしょう。
参考ページ【弁護士が答える】不妊が理由の離婚はありえる?離婚回避のためにするべきこと!東京都在住で専業主婦42歳女性の場合
どうしても折り合いがつかない場合はとりあえず別居してみるのもアリ?
「不妊」が原因で夫との関係がうまくいかなくなってしまったり、「不妊治療」のせいでストレスが溜まってしまったり・・・
こころにもからだにも負担のおおきい不妊治療は、夫婦にとってながいながい戦いです。
頑張れるときもあれば、ちょっと距離を置いてゆっくり休みたいときもあるでしょう。
とくに夫との関係がうまくいっていないときには、治療のためにふたりでいっしょに頑張るのが辛いこともあるはずです。
そんなときは、思い切って別居してみるのがいいかもしれません。
いったん離れて生活することで、不妊治療への思いを改めて感じたり、お互いの存在を強く意識することができるかもしれません。
もし離婚になったら不妊が理由で慰謝料はとれるの?
もしも「不妊」が原因で離婚となってしまったばあい、不妊の原因があったパートナーに慰謝料を請求することはできません。
慰謝料は、夫婦のどちらかに落ち度があったときに請求できるものです。
「不妊」は身体的な症状で、自分の意思で直せるものではありません。
なので不妊が原因で離婚したからといって、慰謝料を請求することはできません。
いっぽうで、不妊をきっかけに「セックスレスになった」「不倫をしていた」というばあいは、それらに対して慰謝料を請求することが可能です。
不妊の問題は、とてもデリケートでなかなか人に相談しにくいものですよね。
そんな時は、ひとりで悩ます離婚相談サポートに相談してみることをお勧めします。
離婚相談サポートは、解決方法を考えアドバイスしてくれるあなたの味方サポーターみたいなところです。
最初に話を聞いてくれるのは、弁護士ではないので気軽に相談できます。
無料で24時間受付ています。
夫の動きや時間を気にせず、いつでも問い合わせができます。
また、むずかしい言葉など使うことはありません。箇条書きでもOK。友達に相談するように、自分の悩みを吐き出してみてくださいね。
この記事を書いた人
furuta
【30歳、女性、千葉在住】 イケメン好きがこうじて細身のイケメンと結婚するも、価値観の違いにより破局。 自分の趣味や好きな芸能人をことあるごとにけなし、「俺のがいいじゃんw」と口出ししてくるクソ夫から慰謝料をぶん取る気持ちで離婚にのぞむも撃沈。 自分があの時どうしていたら、慰謝料を勝ち取れていたのかが知りたくて本企画に参加。 結婚によるストレスのあまり、ワラ人形に釘を打とうか悩んでいる既婚者を救いたいです。
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