援助交際で捕まったロリコン夫と離婚する方法!罰金は共有財産から引かれるの?離婚に同意してくれない時の対策とは
早朝、とつぜん警察の人が家にやってきた。。
なにごとかと思って夫をよんだら、児童買春で逮捕!?
そんなはずない、なにかのまちがいだとおもったら、どうやら夫はこころあたりのある感じ…。
このひとロリコンだったの?
こんなきもちわるいひととは1秒でもはやくはなれたい、今すぐ離婚したい!
じぶんの夫が援助交際でつかまってゆるしてあげるひとなんてまずいません!
これからもいっしょにくらしていくなんてとんでもない!
慰謝料もとれるだけとって、とっとと離婚したい!
でも、離婚できるのか、慰謝料はとれるのか、はたらいてないけど親権はとれるのか、などなど離婚するにしても突然のことで、どうしたらいいかわかるひとはそうはいません。
離婚に進めていくうえで、重要なポイントとなる知識や情報をしっていることで、離婚後の生活がおおきくかわります!
すこしでも有利に離婚するにはどうすればいいのかしっかりと理解したうえですすめていくことをおすすめします。
このページの目次
夫が買春で逮捕されたことを理由に離婚はみとめられるのか?
夫や妻が、自分いがいの異性と性交渉をもつなんて。。。ゆるせないことですよね。
「夫婦がパートナー以外と性交渉をもたない」ことを貞操義務といいます。
法のうえであきらかな規定こそないものの、貞操義務は夫婦のはたすべき義務だとされています。
貞操義務にいはんすること=不貞行為ということになります。
法律でさだめられた離婚理由は次の5つです
- 1.不貞行為
- 2.悪意の遺棄
- 3.3年以上の生死不明
- 4.回復の見込みがない強度の精神病
- 5.その他の婚姻を継続しがたい重大な事由
相手が未成年であろうとなかろうとも、あなた以外の異性と性交渉を持ったというとは、不貞行為にあたる可能性が高いのです。
つまり法的な離婚理由があるということです。
もちろん18歳未満の相手と肉体関係を持ち、そのうえお金などをしはらっていた場合は、
児童買春・児童ポルノ禁止法(児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律)にあたる犯罪こういです。
インターネットの復旧によりSNSなどのコミュニティサイトを使用してより低年齢の被害者が多くなっている傾向にあるようです。
参考表:内閣府 出会い系サイトやコミュニティサイトの問題(警察庁)
また、各都道府県で制定されている青少年育成条例に違反にあたることも考えられます。
しかし前科があるというだけでは、離婚理由にはなりません。
夫婦の関係において、他の異性と肉体関係を持ったことが認められ、不貞行為があきらかであれば離婚はそうむずかしいことではないでしょう。
逮捕が理由で離婚する場合親権獲得に有利になる?
親権でもっとも重視されるのが、離婚後、子どもが幸せにくらしていけるかどうかという点です。
- 離婚後はどんな生活をおくるのか(引っ越しなど環境が変わるのか、祖父母が預かって面倒をみてくれるかなど)
- 親権者は子どもに愛情をそそいで育てることができるのかどうか
- 子どもを育てるにあたって必要な家事能力のスキルや経済力
- 親がまじめに働くのかなどの生活態度全般や健康状態
これらひとつの要素だけではなく、家族それぞれの事情をトータルにみすえて判断されます。
不貞行為をおこなったり、逮捕されたりといった理由が親権をとることに大きく影響するとはいえません。
けれども、わが子と歳がかわらない未成年と買春する人間が、子どもの成長にわるい影響をあたえるのではないか?とみなされ、夫の親権に獲得に不利になることはありえるでしょう。
ロリコン夫には親権は絶対渡したくない方へおすすめの記事【親権取得を確実にするには?】
離婚を頑なに拒否されたときはどうしたらいいの?
自分のしでかしたことをたなにあげて、離婚をしぶる夫。
性犯罪は面白おかしくネットのニュースとして伝わるケースが増えています。
ママ友や知人、近所の人たちに児童買春で逮捕されたじじつが知られないとはいいきれません。
そうなったら、もうはずかしくてここでは暮らしていけません。。。
子どものためにも、いっこくも早く離れて暮らしたいけれど、どうしたら離婚におうじてくれるのでしょうか。
また、なぜ離婚に同意してくれないのでしょうか。
夫からの視点もまじえて、同意させる方法を考えていきましょう。
不貞行為で離婚を拒むことができないと離婚意思をはっきり伝える
もしかしたら夫は「まだやり直せる」とかんちがいしているのかもしれません。
確かにこんなことになるまでは夫婦仲もわるくはありませんでした。子どもにも優しいパパだったはずです。
でも、もうだめなんです。夫は、「夫婦のおきて」をやぶってしまったんです。
犯罪をおかしたこともいやですが、なにより妻をうらぎる不貞行為をしたことはゆるしがたいですよね。
そのペナルティとして、離婚はあまんじて受けるべきなのです。
離婚するきもちはまったく変わらないと、だんことして主張していきましょう。
ただ感情的になり、気持ちがヒートアップすると話はこじれますから、冷静さを保つことも忘れずに。
親や親族からも離婚に同意するよう説得してもらう
あなたの親や親族、または夫の親族の力を借りるのもひとつの方法です。
第三者の目から公平にいまの状況をぶんせきしてもらい、「離婚したほうが家族のためになる」と説得してもらうのです。
とうにん同士だとこじれる話しあいも、他人がはいることで、すんなりうまくいく可能性があります。
専門家に代理人になってもらい離婚調停を申し立てる
ここまでいろいろと手をつくしてきました。それでも夫が首をたてにふらない場合は、思い切ってプロの力を借りましょう。
法律の専門家であり、交渉のプロである弁護士を代理人にたて、離婚調停を申したてましょう。
夫婦関係のトラブルをいくつも経験している弁護士にお願いすることで、心理的なふたんをへらすこともできます。
弁護士に相談するのが気が重い方は、離婚相談サポートに相談することをオススメします。
はじめに相談する相手は弁護士ではありません。
これからどうしたらいいのか、これから進むべき道を案内してくれる、あなたのサポーターだと思ってください。
離婚前に罰金刑が確定したら共有財産が減ってしまう?
夫のおかした罪に、罰金が課されることになりました。
まだ離婚は成立していないから、共有財産から罰金をしはらうことになるのでしょうか?
ざんねんですが、まだ別居していなければ、共有財産から支払うことになる可能性がおおきいです。
けれども、夫はあなた以外の未成年者と性交渉を持ち、夫婦の間にある貞操義務いはんをおかしたのです。
これは法的な離婚理由である「婚姻を継続しがたい重大な事由」におおきく関係してきます。
夫婦の義務を果たさなかったと主張し、慰謝料請求などすることをおすすめします。
離婚後にロリコン夫に二度と娘を会わせたくない!拒むことはできないの?
夫婦の間にもんだいがあって離婚したとはいえ、子どもにとっては父親であることにはかわりません。
あなたが親権をとった場合でも、親権者ではない親が子どもに会い、交流する権利を面会交流権といいます。
参考:法務省「面会交流」
離婚によって、子どもは傷ついています。幼い子であればじじょうをのみこめず、ただパパと会えなくなった。。。と悲しむでしょう。
ですから本来は、親権者でもあっても、正当な理由なく父親と会うことを禁じることはできないのです。
とはいえ、児童買春という罪をおかした父親に会わせることが、子どもの福祉、利益にになるとはいえませんよね。
面会交流がかえって子どもに悪い影響を与えるということを証明できれば、面会交流をこばむこともできます。
または電話や手紙などの交流にととめておいたほうが、子どものためになるといえるでしょう。
子供との生活を守るために、養育費の支払いは口頭でのやりとりではなく公正証書に残しておきましょう。
養育費を払ってもらえるか心配な方はこちらをごらんください。
この記事を書いた人
furuta
【30歳、女性、千葉在住】 イケメン好きがこうじて細身のイケメンと結婚するも、価値観の違いにより破局。 自分の趣味や好きな芸能人をことあるごとにけなし、「俺のがいいじゃんw」と口出ししてくるクソ夫から慰謝料をぶん取る気持ちで離婚にのぞむも撃沈。 自分があの時どうしていたら、慰謝料を勝ち取れていたのかが知りたくて本企画に参加。 結婚によるストレスのあまり、ワラ人形に釘を打とうか悩んでいる既婚者を救いたいです。
最近のコメント